2022年06月11日

【ROLEX】2003年頃のロレックス・デイトナの修理

【ROLEX】2003年頃のロレックス・デイトナの修理
 2003年頃に製造されたロレックス・コスモグラフ・デイトナの画像です。
◆型番116520◆機械式自動巻き(Cal.4130)◆ステンレススチール製◆サファイアガラス◆ケース径40mm◆ブラックダイヤル(黒文字盤)◆クロマライト夜光◆100m防水◆ストップウォッチ機構◆タキメーターベゼル
【ROLEX】2003年頃のロレックス・デイトナの修理
 購入後20年近くが経過し、初めてのメンテナンスを行う事になり、時計をお預かりしました。日本ロレックスのサービスセンターに問い合わせたところ、オーバーホール基本料金88,000円、リューズ交換5,500円、チューブ交換1,650円、プッシャー交換18,150円×2個=131,450円が修理料金の目安でした。
【ROLEX】2003年頃のロレックス・デイトナの修理
 当時の正規品にはすべて裏蓋に「日本ロレックス株式会社 直輸入」のシールが貼られていました。今回の依頼主の方は購入後ほとんど使用していないため、新品時と変わらない綺麗な状態でした。
【ROLEX】2003年頃のロレックス・デイトナの修理
【東京・銀座エバンスの記事から抜粋】
1963年から続くロレックスの圧倒的人気モデル「コスモグラフ・デイトナ」の第5世代、Ref.116520。前モデル(Ref.16520)からの変更点は自社製ムーブメントの搭載が大きな違いです。
 ミレニアムイヤーの2000年に誕生し、2016年まで生産されたロングセラーモデルです。前モデル(Ref.16520)ではゼニス社の自動巻きムーブメント「エル・プリメロ」をベースとして生産されていましたが、自社製クロノグラフムーブメントを搭載した初のモデルです。長期間生産されましたので、大きく以下のような仕様変更が見られます。

2004年頃 針の変更。分針・時針が太くなる。
2006年頃 文字盤の見返し部分にROLEXの文字とシリアルナンバーが刻印される。
2008年頃 パラクロム・ヒゲゼンマイに酸化処理を行い、精度の安定、耐衝撃性が向上。
2013年頃 夜光塗料がルミノバ(緑色発光)から、クロマライト(青色発光)へ変更。
2015年頃 クラスプの中板部分が梨地仕上げから鏡面仕上げに変更。

 文字盤のバリエーションは、前モデルに引き続き、ブラックとホワイトの2タイプです。現行モデル(Ref.116500LN)はホワイトダイアルが人気ですが、Ref.116520はブラックダイアルが人気でした。



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Posted by 時計屋さん☆むらまつ at 06:00│Comments(0)時計修理ロレックス【ROLEX】
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