【SEIKO】昭和46年のセイコー鉄道時計の修理

時計屋さん☆むらまつ

2025年05月06日 02:00


 昭和40年代の古き良き時代を偲ばせる手巻き式のセイコー鉄道時計の修理品を紹介します。文字盤の6時位置の小窓に通称スモールセコンドと呼ばれる時計の秒針が配置され、とても良い雰囲気を醸し出しています。

「昭 46 249 広 鉄」の刻印から、昭和46年に広島鉄道の職員に支給された時計だと分かります。当時は手巻き式でしたが、昭和53年頃を境にムーブメントが電池式クォーツ(水晶発振式)に切り替わりました。
 オーバーホール修理の概算費用2万円~、納期2ヶ月を見込んでいます。鉄道ファンを中心に人気のある時計なので中古市場でも多くの鉄道時計が出回っています。

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