【SEIKO】1972年製のセイコー5アクタスの修理
1972年に製造されたセイコー5アクタスの画像です。落下の衝撃でガラスが割れてしまい、オーバーホールとガラス交換の修理依頼がありました。
クリスタル製ガラスの交換価格は供給部品の在庫量の減少が原因で高騰しており、以前なら5,000円以下でしたが、昨今は10,000円近くになってきました。
裏蓋に機械番号、ケース番号、製造番号、防水表示、材質表示などの時計情報が刻印されています。裏蓋の開閉は回転式のスクリューバックです。
1970年代前半はまだ機械式の自動巻き時計が主流の時代でしたが、電池式クォーツ時計の登場と他業種からの参入、低価格ウォッチの普及などによって70年代後半を境に急速にマーケットを失っていきました。
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